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草森紳一 著作目録
 草森紳一は、実に多作な「物書き」でありました。新聞や雑誌などに発表された後、著書には収録されないままに埋もれてしまっている原稿が、少なくありません。ここでは、本人が残したスクラップブックを元に、現在では読むことがむずかしいそれらの原稿の数々を、逐次、紹介していきます。
目  次

■ゴキブリの鳴く声(2009.1.25up)
 真夜中、読書していて、ふと「チッチッ」と夏の葉に隠れて、こっそり虫が鳴いてでもいるかのような小さな音が部屋のどこかから小止みなく響いてくるのに気がついた。……『労働時報』1985年8月号「広場」欄より。

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■いま、ある、とき。(2009.1.25up)
「灰皿を洗おう。」と思う。思うというより、とつぜん思い立つのである。「思う」は、うっとおしいが、「思い立つ」は、気持のよいものだ。…… 『YOKUMOKU』5号(1986年秋冬)より。

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■本の精霊(2009.1.25up)
 物を棄てること、それが時にはずいぶん気持ちのいいものだと、知ってはいた。が、本当にそうである。 …… 『室内』1984年4月号より。
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■クローズアップ 顔(2009.3.15up)
 顔は、人間という物体の部分にしかすぎない。にもかかわらず、顔は、なにものかを喚起させてくる前に、私をどぎまぎさせ、私を見据え、私を征服してくるのだ。……『カメラ毎日』「草森紳一写真作法」4(1970年7月号)より。
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